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ぐるぐるぷらぷら

Silence is wisdom when speaking is folly.

二次元との付き合い

 小さい頃からチャンネル権は4歳下の弟に握られていて、自分の好きな番組を見る機会が少なかった。平日夕方にはシティーハンターを見たかったのにいつも聖闘士星矢北斗の拳ばかり見させられていた。どちらも小学生女児には興味が持てなかった。

 そもそもアニメ不毛地帯に生まれ育っているので、日曜の夕方は国民的アニメばかりだし、夜は弟に合わせて21時に寝かせつけられてたし、夏休みはアラレちゃんかキテレツ大百科のループだったし、あまりテレビに興味が持てないまま大人になってしまった。今でもテレビを付ける習慣がなく、まったく付けない日もザラだしDVD見終えた後の止まったままの画面でいることもあるし、家人が付けたテレビを付けっぱなしにして放送終了まで放っておくこともある。

 テレビでさえそんな状況なので、映画を見たり動画を見たりすることも苦手だ。多分座って動く映像をじっと見続けることが苦手なんだと思っている。ドラマやバラエティを見ることもあるが、何を言っているのか聞き取れないのと因果関係があるのかは分からない。

 

 アニメの話。

 漫画は大好きである。小さい頃から「なかよし」を毎号買ってもらい、弟が買ってもらっていた「コロコロコミック」も読み、父親が買っていた「ビッグコミックオリジナル」も読み、どこからか借りてきた「美味しんぼ」(ただし10巻まで)と「クッキングパパ」(これも10巻ほど)は繰り返し繰り返し読んでいた。時々連れて行ってもらっていた喫茶店では「サンデー」を読み、「ジャンプ」を毎週買うようになり、大きくなってからは「マガジン」「Kiss」を読み「ビッグコミックオリジナル」もずっと読んでいた。未だに買い続けている単行本は何種類かある。

 

 これだけ漫画が大好きなのに、何故だかアニメを見られない。

 前述の通り、動いているからだと思っているのだが、どうにも違和感が拭えないのだ。世界的に有名なアニメも、国民的アニメも、巷で大流行りのアニメも、何もかもムズムズして見ていられない。ましてやキャラクターに思い入れることも出来ない。

 

 感情移入することが苦手だというのに他ならないと思っている。

 もちろん本や映像を見て泣くこともある。それとはまた少し違う。キャラクターに愛情を傾けることはないし、自分を重ねることもない。アニメが心に響いてくることがないというのは人生において楽しみや喜びの大きい部分が欠落していると強く感じる。きっとアニメを楽しめる人にとっては、その世界は凄まじく豊かで魅力的に見えているんだろうと思うと本当に羨ましい。何度も何度も挑戦してみたけれど、どうにもこうにも見ていられないのだ。悔しい。私もその世界を堪能したい。

 

 ちなみに漫画のキャラクターにも小説の登場人物にも思い入れることはない。

 あくまで現実に手が届く範囲の人間にしか向き合えないという性質は、とても寂しいことだと思っている。

 

 

※追記

 

テレビや映画や動画を見るのが不得手なのは、ペースの主導権が自分にないからだと気付きました…。鈍臭いからグングン進められると付いていけないし、情報量が多くて理解が追いつかないから必然的に見なくなるってだけですね。

 もちろんじっと集中して見続けるということも苦手なんですが。